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京都府南丹の大野ダム周辺を歩こう!
京都府南丹市の大野ダムは由良川本流上流部に建設されたダムです。
春は1,000本をこえる桜、夏は新緑と涼風、秋は500本をこえる紅葉、冬は雪景色が楽しめる昔ながらの光景が広がる地域にあります。
高台からの展望デッキからは高さ61.4メートルの大野ダム全景が望め、山に囲まれた一面を彩る大自然を楽しんでいただけます。芝生の広場ではアスレチックを備えた公園があり、レジャーシートを広げてご家族連れでピクニックや散策をお楽しみいただけます。
この地域では春4月には「さくら祭り」が11月には「紅葉まつり」が地元の方々主催にて行われています。
地元産の野菜や食材の販売もあります。どうぞお楽しみください。
美山町大野地区案内
長老が岳(917m)や由良川、芦生原生林をはじめとし、大自然に囲まれた大野地区エリアのご紹介。
野々村仁清生誕の地、大原神社、石田家住宅も(お車やタクシーのご利用で)効率よく回っていただけます。ダム・虹の湖周辺には1650年に建築された年代が確認できる日本最古の農家住宅で国の重要文化財にも指定されている石田家住宅やかやぶきの里といった伝統的住宅群、江戸時代初期の陶工である野々村仁清の生家といった歴史的な観光スポットがあります。
JR西日本・山陰本線和知駅から南丹市営バスで15分程、お車では京都縦貫自動車道の丹波インターから約40分程度にあります。地元タクシー利用も効率よく回れて便利です。
大野ダムから約20kmにある、美山を代表する観光地「かやぶきの里」(重要伝統的建造物群保存地区)にもどうぞお立ち寄りください。
▲美山大野ダムの最新イベント情報は上記バナーをクリックしてください。
◆大野地区総合案内パンフレットも是非ご利用ください。
(各施設にございます)
大野ダムの概要
京都府南丹市の大野ダムは由良川総合開発計画の一環として、洪水調節を主目的として建設された多目的ダムで昭和36年に完成し、昭和37年4月より京都府が管理運営しています。
この大野ダムは洪水時には洪水量を調節し、下流水位の急激な上昇を緩和して被害をできるだけ食い止める役目をはたしており、昭和28年9月の13号台風による出水を主要な洪水として計画が決められていますが、この洪水によると大野ダムの洪水流量の最大は、毎秒2,400立方メートルであり、この時大野ダムでは、毎秒1,000立方メートル調節し、毎秒1,400立方メートルを放流することとなっています。
このため、大野ダムでは6月16日から10月15日までの洪水期間中は、ダム水位を標高157m以下に保ち、さらに洪水が予想される前には予備放流により標高155mまで水位を下げて、標高175mまでの20m間(有効貯水容量21,320,000立方メートル)を使用して洪水調整を行います。
また、洪水調節に支障のない範囲で発電を行い、洪水期にはダムの水位を下げるため2.0mの水深より利用できませんが、洪水期以外は最大18mの水深を利用して、最大11,000kwの電力を起こすことができ、年間4,290万kwHの送電を行っています。